2008年06月30日
「柿ピー」の起源
「マティーニともよく合う」 柿の種が米進出
ビールのおつまみや、お茶菓子として、「柿の種」は国民的な米菓だ。ちょっぴり辛みがあり、風変わりな形をしたこのあられが新潟県内に誕生して85年。米菓最大手の亀田製菓(新潟市)は今年、米国での試験販売に乗り出した。「柿の種」から「Kakinotane」へ。新潟の味が世界へ羽ばたく。
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■帝国ホテルが考案
果たして、外国人に受け入れられるのだろうか。
「昔からとても人気がありますよ」と、帝国ホテル(東京都千代田区)・オールドインペリアルバーの担当者。ここでお酒を注文すると、無料のおつまみとして「柿の種」が出る。日本人よりむしろ外国人に好評だという。
実は、この帝国ホテルこそ、柿の種とピーナツを組み合わせた、いわゆる「柿ピー」を日本で初めて考案し、提供したという伝説を持っているのだ。
広報課副支配人の宮崎真理さんによると、現在の本館が完成したのは70(昭和45)年。だが、「柿ピー」は、フランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテル時代からバーで提供されていた。
開業119年を誇る同ホテルは、外国の要人を泊める施設として国策で建てられた。西洋にならい、酒のつまみとしてサービスナッツを日本で初めて出したのも同ホテルだ。「その際、なにか日本らしさを出そうとして、柿の種が選ばれたのでは」
このバーでは、新潟県内産の柿の種と千葉産のピーナツを7対3の割合で配合。外国人には「ジャパニーズライススナック」と紹介している。
ビールはもちろん、ジントニックやマティーニなどのカクテルにも驚くほど合う。
「ちょっぴり辛いので最初は戸惑う。でもすぐにクセになる。外国のお客様は本当によく召し上がります」
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asahi.comより
http://www.asahi.com/business/update/0607/TKY200806070023.html
帝国ホテルの『オールドインペリアルバー』では、おつまみとして柿ピーがそえられるんですね。
ホームパーティーや友人へのもてなしの際、「帝国ホテルのバーでも出されているんですよ」と柿ピーを出してみるのもいいかも知れませんね。
⇒柿の種とピーナッツの組合せが人気の柿の種♪亀田製菓 スーパーフレッシュ柿の種N 260g